医院開業に必要なこと

医院開業することは、自身が勤務医から経営者となることに他ならず、様々な検討事項に対応しなくてはなりません。

医院開業に必要なこと

医院開業に際しての留意点について

勤務医として務める医師の中には、医業のスタンスの違いや、もっと収入を得たいといった理由から、医院開業する方は沢山います。ただ、注意しなくてはならないのは、昔と違い、今は医者だから開業しても必ずしも左団扇ではなくなってきていることです。即ち医療制度改革により診療報酬が見直され「7対1看護配置」や大学病院医局の廃止や改革等収益への圧迫や人員確保の困難性により、病院経営はより高度な経営手腕やビジョンが求められるようになってきているのです。次に一般的な検討事項としては以下のとおりです。1.資金繰り-病院建設費用や当座の運転資金確保も検討しなくてはなりません。金融機関から借入するにしても、経営実績がないので審査は厳しいものになります。自分の得意分野、患者数、人件費諸経費、収入など5ヵ年計画をまとめておきましょう。借入は医療公庫などを検討するのが良いでしょう。また、住宅の新築も一緒に考えるのであれば、住宅兼用とし病院部分の面積が住宅部分の面積以下であれば、割安な住宅ローンが借りられます。

2.規模ー医師や看護師の確保が困難であったり、十分な患者の見込めない場合は、最初から大きな病院とせず、無床の診療所が妥当です。7対1看護配置、即ち患者7人に対して看護師1人をあてがうことができなければ、診療報酬は基準以下となり赤字になりかねません。大きな病院でも経営困難から無床化するケースは近年見受けられます。3.地域-患者はお客様です。自分の開業する地域がどのようなマーケットか徹底的に分析する必要があります。特に競合病院、協力病院、見込み患者数、交通、地元看護師の確保などよく調べる必要があります。また、地域医療行政との連携、救急患者受け入れ、地域医療機関との連携・役割分担、学校・官公庁・企業の担当医など様々な視点から調査検討する必要があります。

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